第0011話
バルビゾン
大学の3年、4年時は絵の制作に行き詰まっていた時期です。納得できる風景を求めて、画材を担いで往復2時間山を登って制作していたりもしました。
牛の餌となる草を集めている時、突然に風景と人物が見事に調和しているように見えました。それは、単に視覚的なものではなく、自分の体を使って働いていたからこそ見えた風景だったように思います。

今でもバルビゾン派の画家の絵は大好きです。
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